【ピエール・エルメ・パリ】本当に冷凍!?チーズケーキイスパハンが織りなすハーモニーに感動!

スイーツ

デパ地下スイーツが食べたくなると百貨店のオンラインショップを巡るのですが、三越伊勢丹オンラインをチェックしている時に事件が!

な、なんと、ピエール・エルメの冷凍ケーキを発見してしまった!

あの、ピエール・エルメのケーキが自宅にいながら食べられるなんて…!


《冷凍》というのが少し不安ですが、食べたい欲には敵わず、レッツお取り寄せしてしまいました。

冷凍ケーキのクオリティはどうだったのかも含め、詳しく実食レポートしたいと思います。

商品紹介

チーケーキイスパハン写真

【チーズケーキ イスパハン(冷凍)】

ピエール・エルメ・パリの代名詞とも言えるイスパハンをチーズケーキにアレンジした冷凍ケーキ。
解凍方法まで緻密に計算し、店頭に並ぶケーキに見劣りしない美味しさを追求。

価格4536円(税込)
内容量1個
サイズ直径約15cm、高さ約4cm
日持ち製造日より冷凍で30日。解凍後は解凍日含め冷蔵で2日。

解凍方法

丁寧に解凍方法が書かれたパンフレットが同封されていました。

解凍方法の説明が記されたパンフレット

急激な温度変化は劣化の原因となるため、冷凍庫から冷蔵庫へは素早く移動させ、8時間以上かけてゆっくり解凍します。

解凍が完了するまでは箱を開けず、一度解凍したものは再冷凍しないようご注意下さい。

パッケージ

ケーキの箱の写真

箱は約18×18×11.5cmと小ぶりなので、冷凍庫にも収まりやすいサイズです。

ケーキを箱から出す様子

箱を開けると、丸いプラスチックケースに入ったケーキがすっぽりと収まっています。

すごくピッタリなサイズなので引き抜くのに少々苦戦しました。

輸送の際の揺れからは守られるってわけだね。

箱の作りの紹介

高さもしっかりと調整されています。

見た目チェック

ケーキのアップ写真

箱から出してみると、なんとも素敵なケーキが…♡

しっかりめのフィルムでホワイトチョコもガッチリガードされています。

ケーキの俯瞰写真

しかし、気になるのが大きさ…。

直径15cmなので、そこまで大きなケーキではないことは分かっていましたが、立派なパッケージからすると少し小さく感じてしまいました。

ケーキの全貌写真

フィルムも剥がしてようやく全貌のお目見えです!

う、美しい…。薔薇とラズベリーが乙女心をくすぐり、周りに並んだホワイトチョコレートがなんとも芸術的。

本当に食べるのが勿体ない!

しかし、食べるのだ。そこにケーキがあるのだから。

では、切り分けて実食です!

…と、思ったのですが、ここでハプニングが!

金色の台座(?)をケースから出そうとしたのですが、台座とケースが強力なボンドでくっ付けられていたのです。

画像を見てもらえば分かる通り、ケースにはかえりがあって切り分けることができません。

そもそもどうやってケーキを出すの?!

ケースをカットした様子

早く食べたかったのでキッチンばさみで切るという強行手段をとったのですが、正解はどうなんでしょうか?(笑)

以外と柔らかくて切りやすいプラスチックだったので難なく切れましたが、プチハプニングに焦りました。

ではでは、本当に実食です♪

実食編 各層の紹介

ケーキを切り分けた写真

切り分けると、何層にもなっていました♪

中に大きめのライチが入っているので切り分けた際にズレてしまい、見事な断面とまではいきませんでしたが、手の込んだケーキであることはうかがえます。

肝心なのは見た目より味だよ!

まずは各層を上から順に紹介していきたいと思います。

ケーキの断面図

フランボワーズのコンポート

ラズベリーの甘酸っぱさが際立ち、ケーキにアクセントを与えてくれます。

ラズベリーの種も一緒にコンポートにされているのですが、これがとてつもなく固かったです。

苺の種よりも大きく、プチプチとした食感としては片付けられない固さで今回の唯一の難点でした。

ローズ風味チーズムース

甘味のないクリームチーズ入りの生クリームのムースで、口溶けはとってもなめらか。

チーズチーズした味ではなく、ほんのりと薔薇の香りが漂う上品でまろやかな味です。

ライチ入りフランボワーズのコンポート

表面の層と同じですが、こちらにはライチも入っています。

けっこう大きめで存在感がありますが、このライチが良い仕事をしてくれていました。

ライチとの組み合わせってどうなの?と思っていましたが、かなり合います!

これは個人的に1番驚いた点でした。

ローズ風味のベイクドチーズケーキ

薔薇が入ったベイクドチーズケーキはソフトな口当たりです。

チーズの味がしっかりと感じられる層でした。

フランボワーズ風味ビスキュイ

「ビスキュイ」とはスポンジ生地のことです。

ラズベリーの果汁がたっぷりと染み込んでおり、ウェット感があります。

この層だけを食べるとべちゃっとした印象ですが、全ての層と合わさると何の違和感もなく、ジューシーさがプラスされて全体にまとまりを与えていました。

サブレ

バターがたっぷりと使われていることが分かる高級感のあるサブレ台です。

解凍後もサクサクとした食感がきちんと残っており、他の層にも負けない存在感があります。

ホワイトチョコレート

ケーキの装飾に使用されているチョコレートはまるでロウソクを食べているかのような、なかなか溶けないチョコレートが多い印象でしたが…

さすがはピエール・エルメです、ただの飾りではありませんでした。

ミルキーで甘く、本当に口溶けの良いチョコレートにうっとりしてしまいます。

厚みもあり1枚でも満足感のあるボリュームです。

今度はチョコレートも買ってみたくなるクオリティの高さに大満足でした。

実食編 全ての層が合わさると…

全ての層を口に入れると最初に感じるのがラズベリーの甘酸っぱさです。

その後にチーズの風味を感じ、ライチのフレッシュさ、サブレのサクサクとした食感が次々と押し寄せ、飲み込んだ後にはローズの香りが鼻から抜けます。

味や食感が違うものばかりですがケンカすることなく調和され、口の中が幸せに包まれていきます。

本当に不思議なくらい全てがマッチした絶妙なハーモニーなので、これを計算で導き出したピエール・エルメには恐れ入りました。

そして食べ終わってから気付いたのですが、冷凍ケーキだということをすっかり忘れていました!

それほど食感、口溶け、味、上にのっているラズベリーにいたるまで、生のケーキと変わりありませんでした。

冷凍ケーキの概念が変わったよ!

実食編 温度での違い

冷蔵庫から出してすぐの状態と、10分ほど室温に置いた状態とで食べ比べもしてみました。

結論から言うと、室温に置いた状態の方が好みでした。

冷蔵庫から出してすぐのものにくらべて、室温に置いたものはムース感が強く、口溶けが良かったです。

こちらのケーキはたくさんの層が重なり、全てが調和されて完成する味だと思うので、口の中で混ざり合いやすかった室温に置いたものの方が個人的には美味しく感じました。

原材料

原材料表記の写真

お祝いやパーティーに

少し値段はしますが、値段に見合っただけのクオリティと美味しさだったので、記念日やお祝いの際におすすめです。

他のケーキとは一線を画した見た目の華やかさで、お祝いに華を添えること間違いなしです♪

また、冷凍ケーキなのでパーティーの当日にわざわざお店に取りに行かなくて済みます。
当日は飾り付けや他のお料理に集中できますので、かなりの利点かと思います。

冷凍庫のスペースは確保しておいてね!

最後に一言

見た目、香り、味、全てが五感を強く刺激し、完璧なハーモニーを生み出した今回のケーキには大満足でした。

皆さんもぜひ、機会がありましたら1度食べてみて下さい♪

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